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川真田徳三郎君碑 北カネマン
■Commentary
川真田徳三郎は、1860(万延元)年に、藍商の家(北カネマン)に生まれた。
1885(明治18)年に県議会議員をふりだしに政界入りし、1890(明治23)年の第1回衆議院議員に30歳の若さであげられ、連続7回、計9回に及び当選した。
実業界では、本家の川真田市太郎(本カネマン)と協力して阿波藍製販の改善や、1887(明治20)年には阿波国共同汽船(株)を輿し、1898(明治31)年には阿波藍(株)を大阪北堀江に設立し、初代社長となり、阿波藍の大阪売りの大多数を取り扱った。1899(明治32)年には、徳三郎の取り纏めで阿波藍製造販売同業組合が結成され、市太郎とともにその首脳となった。
最も大きな功績は、1899(明治32)年に徳島鉄道(株)を設立し、社長となり、鴨島駅(藍屋敷前・工場)から徳島駅(藍場浜・倉庫、船場・店舗)まで鉄道を敷いたことである。後に小松島駅(阿波国共同汽船乗り場・港)まで敷設した。
1918(大正7)年に58歳で逝去された。この功績は、松方侯爵、芳川顕正伯爵(川田村出身、東京府知事・各大臣を歴任、漢詩家)による碑文(漢詩)として残されている。
1919(大正8)年11月建立。この石碑は元々は鴨島公園の中央に設置されていたが、1992(平成4)年に公園の再整備を行った際に現在地に移転した。
■ information
住 所
徳島県吉野川市鴨島町鴨島甲1 鴨島公民館東側国道318号沿い公園
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■Category
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