2025年7月7日
令和7年8月16日(土)2025かもじま阿波おどり開催
阿波藍の販売で莫大な富を得た藍商人たちは、阿波おどりに全国各地のさまざまな要素を取り入れました。上方で流行していた即興寸劇「俄踊り」が登場するようになったのをはじめ、「阿波よしこの節」は茨城県の「潮来(いたこ)節」がもとになっているといわれているほか、阿波おどりのリズムは奄美八重山の「六調」や沖縄の「カチューシャ」、九州の「ハイヤ節」や広島の「ヤッサ節」などのリズムとも共通点があるといわれています。全国に雄飛した藍商人に姿を感じることができる阿波おどりは、徳島の歴史と文化が育んだ伝統芸能です。
開催地である鴨島駅前通りは、藍商人の本・北カネマン家が社長を務める徳島鉄道(株)が開設した鴨島駅から、本カネマン藍屋敷跡地(現在の日本フネン市民プラザ)に直結する幹線道路で、現在の鴨島駅前の中心となる都市計画道路です。
藍商人によって洗練された阿波おどりをぜひ鴨島へ観に来てください。