ここでは漁具の説明をします。
前にある漁具は左からタイラギ漁の潜水服、真ん中がクッゾコと言われる舌鮃を取る漁具、右はノリの養殖で使う網です。
タイラギ漁は、潜水服で海の中に入り、海底をライトで照らしながら海底に刺さっている二枚貝を見つける漁です。
クッゾコ漁は爪が付いた鍬で海底を引きずり、潜っている魚を驚かせ飛び上がったところを後ろの網ですくう漁です。
海苔の養殖は、春先に海苔胞子を培養し、秋に海苔胞子の付いた牡蠣殻と網を海に張ります。満ちてきた潮により海苔胞子が網に付き、網の上で胞子が育ち海苔となります。有明海は日本でも有数の海苔の産地で、海苔はミネラルが豊富な食べ物です。