三角東港は、明治32年に三角駅の鉄道開通によって誕生しました。南アジアからの船が定期的に入港し、港は活気づきました。
昭和期は天草の玄関港として、さらに観光面でも賑わいをみせ、南九州の陸と海をつなぐ交通の要となると共に、熊本の貿易・産業・経済発展の中心となりました。
シンボルの三角港フェリーターミナルは、通称「海のピラミッド」と呼ばれています。三角島原フェリーが運航していたころの待合所でした。
現在、この建物の中にはどなたでも自由に弾けるストリートピアノとして「ウキピアノ」が設置されています。ピラミッドの中はらせん状の階段になっていて、ピアノの音色が心地よく響き渡ります。
＜音声ガイドナレーション：松橋高校＞